テーマ:絵を描くソフト
今回のテーマは絵を描くソフトについてです。
パソコンやiPadで下書きから彩色まですべて行うことができるソフトをいくつか紹介します。
アナログからデジタルへの移行
私は現在絵を描くすべての作業をデジタルで行っています。
昔は紙に描いた下書きをパソコンに取り込んでから線画を作成していましたが、紙や消しゴムといった消耗品の管理、下書きのデータをパソコンに移す作業が面倒でした。
近年は液晶タブレットの値下がりやiPadのようなタブレット端末の普及によって一連の作業を快適にできるようになりました。
いきなりパソコンで絵を描くなんて……と思われる方もいるかもしれませんが、最初は紙に描いた下書きをスマホで撮ってそれをパソコンに取り込んで作業するという方法でも構いませんので少しずつデジタルを取り入れてみませんか?
ソフトの紹介
パソコン編
Adobe Photoshop:就職に有利!
オススメ度 ☆☆☆☆☆ (フォトプランだと1,078円/月~)
Photoshop(フォトショップ)は画像編集ソフトとして世界的に広く利用されています。
レイヤーを活用した高度な編集機能や広範なブラシオプションが特徴的で、プロのクリエイターから初心者まで幅広く対応しています。
ゲーム会社だけでなく画像編集でこのソフトを使っている企業は多いので、扱うことができれば就職にも有利です。
コンプリートプランでは月額料金が3分の1になる学生・教職員版もあります
その多機能性が評価の理由で、私も20年愛用しているソフトです。
Adobe Creative Cloud フォトプラン 動画編集ソフト 【12ヵ月】 サブスクリプション Windows / Mac 対応 | …
ペイントツールSAI:取っ付きやすさダントツ!
オススメ度 ☆☆☆☆☆ (買い切り 5,500円)
ペイントツールSAIは気軽に気持ちよく絵を描くことに適したソフトウェアです。
ブラシの反応が滑らかで自然な仕上がりが得られる点が魅力です。
特にアナログからデジタルへ移行する初心者にオススメです。ソフトの動作も軽いので、ハイスペックなパソコンは必要ありません。
CLIP STUDIO PAINT:マンガ描くならこれ!
オススメ度 ☆☆☆☆☆ (Pro版 240円/月~、EX版 650円/月~、買い切り版もあり)
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)はマンガ制作に特化したソフトウェアで、ペンツールやフレームツール、吹き出し作成機能などが充実しています。また、3Dモデルを参考に描くことも可能です。
カラーイラスト制作面でも豊富な機能があるので、私の周りにはPhotoshopかクリスタのどちらかを使っているイラストレーターや同人作家が多いです。
同人活動をするならマンガ・アニメ・本づくりの機能が豊富なEX版がオススメ。
これらの多機能性と使いやすさが評価の理由です。

GIMP
オススメ度 ☆ (フリーソフト)
GIMPはフリーウェアの画像編集ソフトウェアで、基本的な画像編集機能が揃っています。
しかし、インターフェースが直感的でない点や、プロフェッショナルな作業には物足りないと感じるかもしれません。

Windowsペイント
オススメ度 ☆
WindowsペイントはWindowsに標準で搭載されているソフトウェアで、簡単な画像編集や絵を描くことができます。
しかし、レイヤー機能やブラシのオプションが限られており、本格的なイラスト作成には向かないです。
iPad編
Procreate:描き心地は随一!
オススメ度 ☆☆☆☆☆ (買い切り 2,000円)
Procreate(プロクリエイト)はiPad専用のイラストソフトで、Apple Pencilとの相性が良いのが特徴です。
豊富なブラシの種類や独自のジェスチャーコントロールがあり、直感的に操作することができます。
描き心地がとても良く、私も外出時にフリーな絵を描くときはこのソフトを使っています。

CLIP STUDIO PAINT:パソコン版と同等の機能が使える!
オススメ度 ☆☆☆☆☆
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)はパソコン版と同様に、マンガ制作に特化したソフトウェアです。
iPad版でもその多機能性と使いやすさは健在で、タブレットでの作業にも適しています。

アイビスペイント:なんといっても無料!
オススメ度 ☆☆☆☆ (基本無料)
アイビスペイント(ibisPaint)は無料のイラストアプリで、基本的な描画機能はもちろん、レイヤー機能やブラシの種類も豊富です。
また、他のユーザーの描画過程を見ることができる機能もあり、学習にも利用できます。
しかし、一部機能の利用には広告を見るか有料版を購入する必要があります。

Adobe Photoshop
オススメ度 ☆☆
PhotoshopもiPad版が存在しますが、デスクトップ版と比べて機能が限定されています。
基本的な描画機能は揃っていますが、全てのブラシや機能を利用するためにはデスクトップ版が必要です。
今後のアップデートに期待したいところです。
スマホで描くのはあまりオススメしない
スマホでもイラスト作成アプリは存在しますが、画面が小さいため細かい部分の描写が難しいです。
また、指やスタイラスペンでの操作もタブレットやPCに比べて制約が多く、時間がかかることが多いです。
まとめ
今回は絵を描くソフトを紹介してきました。
オススメはパソコン(Windows/Mac)だとAdobe Photoshop、ペイントツールSAI、CLIP STUDIO PAINTです。
iPadだとProcreate、CLIP STUDIO PAINT、アイビスペイントです。
それぞれの特性を理解して自分の作業スタイルに最適なソフトウェアを選びましょう。
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